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ドレスデン

1996/09/16

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 旧東ドイツドレスデン。ベルリンの南に位置し、チェコに近い大きな街。私はそこへ向かっているのだ。ドイツ入国2日目。車掌が乗車券とパスポートを持って私を起こしにくる。時間は、朝の6時。陽はまだ上っておらず、辺りはまだ暗い。意識がもうろうとしたしたまま、列車を降りる。降りてから気がついたのだが、寝台券を返してくれなかった。旅の記念に取っておこうと思っていたのに・・・残念でならない。

 ドレスデン・ノイシュタット駅は、ローカル線の発着駅だからなのか、駅全体が薄暗く垢抜けない様子である。上野駅のような雰囲気がある。スーツケースをコインロッカーに預け、今回のメインイベントSL探索の旅が始まる。

ドレスデン・ノイシュタット駅 ここから近いドレスデン北東部を走るナローゲージ目指して、Sバーンに乗る。Sバーンとは、近郊型各駅停車のことを指し、日本の京浜東北線のようなものである。Sバーンは、全二階建てのプッシュプル型客車で、ポピュラーなタイプである。貧乏臭いのか、2階建新幹線へのあこがれなのだろうか、つい2階席に座ってしまう。

 日曜の早朝だからなのか、車内はガラガラ。車内放送から次の到着駅をアナウンスしているのだが、流暢なドイツ語(本当は、自分のドイツ語聞き取り能力が劣っているのだが)だから、何を言っているのかさっぱり解らない。

IR(InterRegio:地域間急行)のような列車は、停車する駅数も少なく時刻表などを見れば、事前に駅到着時刻知ることができるが、Sバーンでは時刻表をあてにすることができず、車内放送を頼りにするしかない。

 このままは、乗り過ごすかもしれない。駅に到着する度に駅名をチェックしなければ。焦るばかりだ。しかし、ドイツの駅名表示板は、日本のものと違い次の駅名が書かれていない。降りる駅かどうかは、列車が駅に到着した時に確認するしか方法がなかった。駅に到着して、それから駅名を確認することになるので、発車するまでに降りることができないかもしれない。2階席を陣取っていたので、席から扉まで時間がかかるのは、当然である。

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