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黒熊の宿

1996/09/16

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 ついにツィッタウへ到着した。時間は、午後5時過ぎ。ドイツの観光案内午後5時過ぎ、ようやくツィッタウへ到着した。辺りはまだ明るいが、気持ちは少し焦っている。今日の宿が決まっていないのだ。ドイツの観光案内所は、大抵5時を過ぎると閉まる。観光案内所なしに、今夜の宿を見つけることができるか?と不安になる。悪いことにツィッタウ駅の周辺には、観光案内所らしきものは見当たらない。

 観光案内所にこだわる必要はないが、今夜の宿を紹介して行くれるところ探すため、駅前から伸びる下り坂の石畳を歩く。スーツケースを引きずりながら。。ツィッタウの地図を持っていないので、宿を紹介してくれる場所を誰かから聞き出さなければならない。だが、通りに人影はない。しばらく待っていると人が歩いてくる。すれ違いざまに英語で話しかけてみる。手を横に振って「だめ」の合図が返ってくる。気を取り直して、ドイツ語で話しかけてみるが、私の言っているドイツ語が判らないらしい。結果は同じであった。

黒熊の宿からの写真 しかし、神は私を見捨てなかった。石畳の道には、街の中心部の地図が書かれた看板が立っていた。早速、その地図で案内所の場所を確認し、急ぎ足で案内所に向かう。運良く、案内所はまだ開いていた。中に入り宿を予約してもらう。朝食付きで1泊950DMは、ちょっと高い気もするが、他に選択の余地がないので仕方があるまい。宿は、案内所の近くだったので、案内所から歩くことにする。再び、石畳の上をスーツケースを引きずる。

 宿は、一階がレストラン、二階が客室のガストホフ形式になっている。レストランに入る。そこが、ホテルのフロントだ。案内所の人に電話で予約してもらっていたからだろう、私が言葉を発する前に記帳のノートを出してきた。部屋は、ツインでかなり広い。広い部屋は、ゴウジャスな気分になれるから好きだ。今日の疲れを癒すため、1階のレストランでビールを飲むことに。階段を降りてゆくリズムもこころなしか軽い。

 レストランには、6人ぐらいの入りである。ここの泊まり客なんだろう。小太りのおばさんが注文を取りにくる。英語で受け答えるとおばさんは、「英語はダメだよ」と言って、娘が代わりに来た。ツィッタウの地ビールと魚料理を注文する。お腹もふくれ、お酒も回ってきて、とても気分である。良い気分で部屋に戻る。そのまま、眠り込んでしまいたいのだが、明日の予定を考えなければ。蒸機の本数が少ないので、あらかじめ計画を立て、効率良く蒸機に乗っておかないと、ここで2、3日過ごす羽目になるからだ。

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